【デュエマ】総合ゲームルール改定 v1.20(2020年07月17日)

   

ルール改定

2020年07月17日、デュエマのルールが改定されました。
総合ゲームルールのみの改定で、競技イベント運営ルールに改定はありません。
皆様、是非ご確認ください。

この記事はあんまり子供向けの記事じゃないよ!
難しかったらお父さん・お母さんと一緒に読んでね!

改定


総合ゲームルール v1.18 (2020年06月26日)

総合ゲームルール v1.19 (2020年07月10日)
 ↓
総合ゲームルール v1.20 (2020年07月17日)


競技イベント運営ルール (2019年04月08日版)
 ↓
競技イベント運営ルール (2019年07月02日版)
 ↓
競技イベント運営ルール (2020年07月01日版)


目次

4.ゾーン

継続
407. 超次元ゾーン
408. 超GRゾーン
408. どこでもないゾーン

項番かぶってるよ定期!
もうこれはあれだね、直す気がない!w

1.ゲームの基本


110.4a 特性定義能力(コスト、文明、パワーなど)は、ゲームの外部も含むあらゆる場所で機能します。

110.4a 特性定義能力は、そのカード自身について特性(コスト、文明、パワーなど)を定義する能力です。パワーアタッカーやシンパシーのように、特性の値を増減させる能力はこれに該当しません。この能力は、ゲームの外部も含むあらゆる場所で機能します。
例:虹速ヴェルデ、超神龍バリアント・バデス

特性定義能力の定義が厳密になったぞ!

■このクリーチャーは、バトルゾーンまたは自分の墓地にある間、すべての文明を持つ。
例として挙げられている《虹速ヴェルデ》。

・・・カード名!!www

《虹速 ザ・ヴェルデ》の上の効果は、「文明」という「特性」を「自分自身にのみ効果を適用する効果」なので「特性定義能力」ということなんだね!

「特性定義能力」は「この能力は、ゲームの外部も含むあらゆる場所で機能します。」とあるので、《ザヴェルデ》の「■このクリーチャーは、バトルゾーンまたは自分の墓地にある間、すべての文明を持つ。」この効果は全てのゾーン、場所で有効だ!!

ただしこの《ザヴェルデ》の効果は全ての場所で有効なんだけど「バトルゾーンと墓地」でしか効果が無い点に注意だ!(トンチか!www)

《ザヴェルデ》の他に例はなかったのか、それともこれがより適切なケースなのか、どっちなのだ?w(よく考えたらわかるんだけどこれは後者です)


■このクリーチャーは、このクリーチャーの下に重ねたカードの合計のパワーを持つ。
■このクリーチャーは、パワーが6000以上の時、「W・ブレイカー」を得る。
■このクリーチャーは、パワーが12000以上の時、「T・ブレイカー」を得る。
■このクリーチャーは、パワーが18000以上の時、「Q・ブレイカー」を得る。
もう1例挙げられているもの。
《超神龍バリアント・バデス》。
これは上の4つの能力を持っている。
■このクリーチャーは、パワーが6000以上の時、「W・ブレイカー」を得る。
■このクリーチャーは、パワーが12000以上の時、「T・ブレイカー」を得る。
■このクリーチャーは、パワーが18000以上の時、「Q・ブレイカー」を得る。
この内、この3つは「特性定義能力」には当たらない。
110.4a 特性定義能力は、そのカード自身について特性(コスト、文明、パワーなど)...
110.4aの項では「など」の表現を用いて正確な「特性」というものの定義の範囲が見えないんだけど、
200.2. カードの部分の一部は特性(ゲーム中参照され、意味をなすもの)でもあります。特性とは、文明、コスト、カード名、サブタイプ、カードタイプ、パワーを指します。
200.2の項で「特性の定義」を完全に行っている。

ここには「ブロッカー」だの「攻撃する時」だの、個々のカードに定義されている能力は含まれておらず、「■このクリーチャーは、パワーが6000以上の時...W・ブレイカーを...」のような「特性以外を弄くり回す」ものは「特性定義能力」とみなされないのだ。
■このクリーチャーは、このクリーチャーの下に重ねたカードの合計のパワーを持つ。
というわけでこれ。
残ったこれが「特性定義能力」。

けどこれ「パワーアタッカーやシンパシーのように、特性の値を増減させる能力」に反してるから「特性定義能力」じゃないと思うかもしれない。
けどこれは「特性定義能力」に他ならない。

けどその前に「パワーアタッカー」も「シンパシー」もそもそも「特性定義能力」じゃないの?と思う人がいるかも知れない。

それを説明しよう。

まず「パワーアタッカー」。
これは特性の値を変化させていると言えばいるんだけど、その効果が「攻撃中」だけなことに加え、特性そのものを弄っているのではなく、あくまでパワーという特性値はそのままで「そこに加算」しているようなものだからだ!
故に「特性定義能力」ではない。

次に「シンパシー」。
これは「召喚コストを軽減する能力」であって、コストという特性そのものは全く変化していない。
なので「特性定義能力」ではない。

さて戻って《超神龍バリアント・バデス》。
■このクリーチャーは、このクリーチャーの下に重ねたカードの合計のパワーを持つ。
この能力はパワーを加算しているわけでもなく、攻撃中だけなどのタイミングの指定もない。
あくまで「下のカードの合計パワーを持つクリーチャー」なのだ。

したがってバトルゾーンに上の画像のような感じでいた場合、このクリーチャーのパワーは142000となる。

またこれは「特定定義能力」なので、バトルゾーンのみならず例えば墓地でも有効。

墓地でも上のように置いていれば、このクリーチャーのパワーは142000となるし、

このようにすればパワーは71000となる!

そしてこのように置かれていた場合はパワーは0となる。
404. 墓地
404.1. 墓地とは捨て札を置く場所のことです。手札から捨てられたり、破壊されたカード、処理が終わった呪文などは墓地に置かれます。
404.2. プレイヤーは墓地のカードをいつでも見ることができます。
404.3. プレイヤーは自分の墓地のカードをいつでも好きなように並べ替えることができます。
墓地の置き方に決まりはないし、並び替えも自由。

なのでこのように重ねずに置くことも可能!
こうすれば《超神龍バリアント・バデス》のパワーは0となる。

ちなみにデュエマの兄貴分マジック:ザ・ギャザリングの「特性定義能力」はこんな仕様。
604.3. 特性定義能力は、常在型能力の一種である。通常はそのオブジェクトのどこかに記載されている(例えばマナ・コスト、タイプ行、パワー/タフネス欄)特性値に関する情報を提供するか、そのオブジェクトのどこか別の場所に記載されている情報を上書きする。特性定義能力は全ての領域において機能する。また、ゲームの外部にある間にも機能する。
604.3a 以下の条件を全て満たす常在型能力は、特性定義能力である。(1)オブジェクトの色、サブタイプ、パワー、タフネスのいずれかを定義しているもの。(2)影響を受けるカードそのものに記載されているものか、トークンを生み出す効果によってトークンが得たものか、影響を受けるオブジェクトにコピー 効果や文章変更効果によって得ているもの。(3)他のオブジェクトの特性に直接は影響を及ぼさないもの。(4)オブジェクトがそれ自身に得させている能力ではないもの。(5)ある条件下でのみ特性値を定義するものでないもの。 

7. その他のルール

701.23. (封印を)外す

継続
701.23. (封印を)外す
701.23a 封印を外すとは、封印を付けられているカードから封印を墓地に置こうとすることです。

封印外す問題、今回も継続!
いいぞ!w

ちなみにVer1.15(2019年8月6日版)の第3版では下記のように定義されていたよ!

701.23. (封印を)外す
701.23a 封印を外すとは、封印として置かれたカードを別のゾーンに動かすことです。

まぁわかってるからいいけどさw

※あくまで封印を「外す」とは、その封印カードを他のゾーンに移動させることです。墓地以外に限りません。

というわけで更新内容は以上!




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