【デュエマ・簡単】ブロック指定はこう変わる!【徹底解説・2021/9/7版】

 

ルール改定

2021年9月7日、総合ゲームルール v1.25 (2021年9月7日)で、

ブロッククリーチャー指定ステップ

に関するルールが大幅に修正された!

本記事ではそれが一体どう変わったのか、それを解説したいと思う!

超簡単だからみんな、恐れることなかれ!!

素材提供

ゆうへいパパさん、ありがとうございます!
親子でデュエマの動画を上げてらっしゃる大変楽しいチャンネルですよ!
家マのイチオシ!!


ブロック指定はこう変わる!

ブロックというのは「クリーチャーが攻撃してきたとき」に実行できるアクションだ。

ここで一旦、攻撃の流れを見てみよう!
1、攻撃宣言
2、常在型能力
3、アタックトリガー等の解決、および非アクティブ・プレイヤーのニンジャ・ストライク、革命0トリガーの宣言
4、ブロック/攻撃曲げ宣言
5、ブロックに関する能力の解決、およびアクティブ・プレイヤーのニンジャ・ストライクの宣言
6、次はケースによって処理が分かれます
 6-A、クリーチャーとのバトルになった場合
 6-B、相手プレーヤーを攻撃する場合
 6-C、シールドがないプレーヤーを攻撃する場合
7、攻撃終了
攻撃は上記の1~7の流れで進行し、逆方向には決して戻らない。

で、今回修正された箇所は赤字の部分。
4の全てと、5の一部だ!

まず、4を解説だ!!

ブロッククリーチャー指定ステップ

上記4番は正式には、

「ブロッククリーチャー指定ステップ」

と呼ばれる。

読んで字のまんま。
ブロックに入るクリーチャーを指定するためのステップだ。

つまりここでは、

ブロッカー、

ガードマン、

攻撃曲げなどの、

相手の攻撃の目標を別の場所に変更する能力の使用を宣言するタイミングというわけだ。

※以下全て「ブロッカー」とか「ブロック」とか言ってるけど、それには「ガードマン」や「攻撃曲げ」も含むと思って読んでちょうだいね!

まぁこの「使用宣言」という部分だけ見ると以前と全く変わっていないんだけど、これからは手順が少し変わる。

新しいルールではこのタイミングで、

”ブロックに入るクリーチャーを一斉に全て宣言する”

というルールに変更された!


図にするとこんな感じだ!

妥当性(条件チェック)

で、上の図にもチラっと書いたんだけど、この宣言タイミングでは、

その宣言に対する「妥当性」がチェック

されるようになった。

例えばガードマン。

これはざっくり言えば、「自分のクリーチャーに対する攻撃専門のブロッカー」みたいなもの。

つまりプレイヤーに対する攻撃にはその能力は使えないってわけなんだ。

で、この宣言のタイミングでガードマン・クリーチャーは、その攻撃がクリーチャーに対するものでなければ今後は宣言できないようになった!

お次は「攻撃曲げ」。

攻撃曲げは、その能力を持つクリーチャーをタップ状態からアンタップして、攻撃先を変更する能力。

これも今後は宣言のタイミングで「タップ状態」でなければ曲げ宣言も行えなくなる!

またブロッカーと攻撃曲げの能力を両方持っているクリーチャー。
これがアンタップ状態だった場合、その攻撃に対して妥当なのはブロッカーの能力だけなので、宣言できるのは「ブロック」の能力のみ。

なので実際にブロックして、後にタップ状態になったとしても、宣言していない攻撃曲げは実行することが出来ないのだ!!!

まぁ上で妥当性とか言ったけど、なんか難しそうに聞こえるから、
”条件に合わないブロック系能力は宣言できない”
といったほうがわかりやすいかもしれないね!

結果、以前のように「ブロッカー能力でタップして、即座にアンタップして攻撃曲げ」といういわゆる、

”無限ブロック”

は完全に使えなくなってしまったぞ!!

アハーン!!(泣き声)

宣言の後のプレイ

さて、一括でブロック宣言を行った後は今までとほぼ変わらない。
けど複数でブロックに向かったときの処理を知らないプレイヤーのためにサクッと説明しよう。

例えば、
相手クリーチャーのプレイヤーに対する攻撃に対し、
A、B、Cの3体でブロック宣言をしたとしよう。

その攻撃を、

Bをタップして、攻撃先をプレイヤーからBに
 ↓
Aをタップして、攻撃先をBからAに
 ↓
Cをタップして、攻撃先をAからCに

とした場合、最終的に攻撃先はCになっているから、攻撃クリーチャーとCでバトルが行われることになる。

つまり何体でブロックに”向かっても”結局1体でしかバトル出来ないってわけだ。

なお、宣言してしまったブロッカーは、宣言してしまったんだから嫌でもブロックに参加しよう。いや、しなければならない。

誘発に関するTIPS

ブロッカー・クリーチャーの中には、
  • タップした時
  • ブロックした時
  • バトルした時
のように、ブロックをした流れで能力が発動するものがいる。

このうち、複数でブロックに向かった場合、タップした時の能力はタップ操作を行った全てのブロッカー・クリーチャーで発動する。

しかし「ブロックした時」と「バトルした時」の能力は、複数でブロックに向かっても実際にブロックしてバトルしたクリーチャーでしか能力は発動しないことを覚えておこう!

解決のタイミング

ブロックを複数で次々と行って、ブロッククリーチャーをタップしていくとき、タップした瞬間に「タップした時」の能力は発動しているんだけど、これは即座に解決されない。

全てのブロッカー宣言したクリーチャーのブロック指定が終わるまで全て待機だ!

なお、実際にブロックするクリーチャーが「ブロックした時」の能力を持っている場合は、「タップした時」の能力を解決するのと同じタイミングで効果が発動し、それらは好きな順番で使うことができるぞ!やったね!

※「バトルする時/した時」の能力はまだ発動してないよ

終わりに

さて、これで今回のルール変更のお話はおわり。

まとめると、
  • ブロック宣言は一括で行う
  • 条件の合わないブロック系能力は宣言できない
  • ブロックされた時の能力は実際にブロックするクリーチャーのみ発動
とこの3点だけ押さえとけばオッケーだね!

ではみんな楽しいデュエライフを!!
以上!!

以前の処理

以前は、
ブロッククリーチャーを1体選んで使用宣言
タップして攻撃先をそこに変更
また別のブロッククリーチャーを1体選んで使用宣言
タップして攻撃先をそこに変更
のように、1体ずつ宣言、タップして攻撃先変更、また宣言、タップして攻撃先変更ということが可能だったのだ!!

以下図解。


今後は何かしらの能力を絡めないと「簡単無限ブロック」は出来なくなったってわけだ!

攻撃中止



《バッテン親父》なんかの「攻撃中止」の能力は「ブロッククリーチャー指定ステップ」じゃなくて、上の流れの3番で「誘発」するから今回の件とは関係ないぞ!

新旧ルール文書全文

507.1. 非ターン・プレイヤーはブロッククリーチャーを指定します。
507.1a 非ターン・プレイヤーは、どのクリーチャーがブロックするかを選びます(この選択は任意です)。選ぶクリーチャーは適正にブロックできる状態でなければいけません。ブロッカー能力を持ち、アンタップ状態でなければいけません。ブロックするために何らかの条件を必要とするクリーチャーは、その条件を満たせない状態でブロッククリーチャーとして指定することができません。「ブロックされない」能力を持つクリーチャーを適正にブロックできるクリーチャーは存在しません。
507.1b 選ばれたクリーチャーはブロッククリーチャーになります。「その攻撃」から取り除かれるか、または攻撃終了ステップまで、それはブロッククリーチャーであり続けます。
507.1c ターン・プレイヤーは選んだクリーチャーをタップします。
507.1d ブロッククリーチャーにブロックされた攻撃クリーチャーは、「ブロックされたクリーチャー」になります。ブロッククリーチャーが存在しないクリーチャーは「ブロックされなかったクリーチャー」になります。「その攻撃」から取り除かれるか、または攻撃終了ステップまでそのままの状態であり続けます。それをブロックしたクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれたとしても、ブロックされたクリーチャーはブロックされたままです。
507.2. その後、ブロッククリーチャーが指定されたことによって誘発する能力が誘発し、効果が全て待機状態となります。
507.2a 特定の特性を持つクリーチャーがブロックしたときに誘発する能力は、そのクリーチャーがブロッククリーチャーとして指定された、あるいは何らかの効果によってブロックした時点でその特性を持っていなければ誘発しません。特定の特性を持つクリーチャーがブロックされたときに誘発する能力は、そのクリーチャーがブロックされたクリーチャーになった時点でその特性を持っていなければ誘発しません。クリーチャーが特定の特性を持つクリーチャーによってブロックされたときに誘発する能力は、後者のクリーチャーがブロッククリーチャーになった時点でその特性を持っていなければ誘発しません。これらの能力は、その後でクリーチャーの特性が変化して条件を満たすようになったとしてもそのときに誘発することはありません。例:「このクリーチャーが光のクリーチャーによってブロックされるたび、そのクリーチャーを攻撃終了時に破壊する。」という能力を持つクリーチャーがいるとき、このクリーチャーが闇のクリーチャーでブロックされたあと、そのクリーチャーが光に変わったとしてもこの能力は誘発しません。
507.2b 「クリーチャーが攻撃してブロックされなかったとき」という能力は、そのクリーチャーのブロッククリーチャーが指定されなかった場合に誘発します。ブロックされた後でブロッククリーチャーが「その攻撃」から取り除かれたとしても誘発しません。
507.2c 誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。使用する場合、まずターン・プレイヤー側が使用するものをすべて宣言します。(参考603.2e )
507.2d その後、ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。
507.2e 非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発能力の宣言を行います。
507.2f その後、非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。この過程でターン・プレイヤー側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理し、その後非ターン・プレイヤー側の処理に戻ります。
507.3. クリーチャーがブロックした状態でバトルゾーンに出る場合、それは「ブロッククリーチャー」ですが、誘発イベントや効果の面では「ブロックした」としては扱いません。

507.1. 非ターン・プレイヤーは、攻撃先を変更する能力を使用するクリーチャーを選びます。
507.1a ブロッカーやガードマンなど、攻撃先を変更する能力を使用したい場合、非ターン・プレイヤーはその能力を使用できる1体以上のクリーチャーを選びます。複数体を選ぶ場合は同時に選びます。選ぶクリーチャーは、適正にその能力を使用できる状態でなければいけません。攻撃先を変更する能力を使用するために何らかの条件を必要とするクリーチャーは、その条件を満たせない状態では選ぶことができません。例:ブロッカーを持つタップ状態のクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。例:相手のクリーチャーがプレイヤーを攻撃している場合、ガードマンを持つクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。他にブロッカーを持つクリーチャーがいたとしても同様です。例:「ブロックされない」能力を持つクリーチャーが攻撃している場合、ブロッカーを持つクリーチャーを選ぶことはできません。例:アンタップ状態のブロッカーを持つクリーチャーが攻撃されている状況で、その攻撃されているクリーチャーは、ブロッカーを使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。
507.1b 非ターン・プレイヤーは、自身のクリーチャーに何らかのブロックを強制する効果がある場合、ブロッカー能力を使用するクリーチャーとしてそのクリーチャーを必ず選ばなければいけません。複数のクリーチャーにブロックを強制する効果がある場合は、それらすべてを選ぶ必要があります。例:ブロッカー能力を使用できる自分のクリーチャーが2体いる状況で、相手の小結座美の花が攻撃した場合、自分はその両方を、能力を使用するクリーチャーとして選ぶ必要があります。
507.2. 選んだクリーチャーの能力を解決します。能力を使用するクリーチャーを複数体選んでいた場合、それらの能力を非ターン・プレイヤーが好きな順番で1つずつ解決していき、結果的に、最後に解決した能力によって攻撃先が変更されます。
507.2a. 最終的に、ブロッカー能力によってその能力を使用したクリーチャーに攻撃先が変更された場合、選ばれたクリーチャーはブロッククリーチャーとして指定されます。「その攻撃」から取り除かれるか、または攻撃終了ステップまで、それはブロッククリーチャーであり続けます。例:2体のクリーチャーのブロッカー能力を使用した場合、最後に効果を解決した1体のみがブロッククリーチャーになります。
507.2b. 最終的に、ブロッカーではない能力(ガードマン等)によってその能力を使用したクリーチャーに攻撃先が変更された場合、選ばれたクリーチャーはブロッククリーチャーではありません。
507.2c. ブロッククリーチャーにブロックされた攻撃クリーチャーは、「ブロックされたクリーチャー」になります。ブロッククリーチャーが存在しないクリーチャーは「ブロックされなかったクリーチャー」になります。「その攻撃」から取り除かれるか、または攻撃終了ステップまでそのままの状態であり続けます。それをブロックしたクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれたとしても、ブロックされたクリーチャーはブロックされたままです。
507.3. ブロッククリーチャーが指定されたことによって誘発する能力が誘発し、効果が全て待機状態となります。
507.3a. 「このクリーチャーがブロックした時」という誘発条件を持つ誘発型能力は、その能力を持つクリーチャー自身がブロッククリーチャーに指定されることで誘発します。
507.3b. 特定の特性を持つクリーチャーがブロックした時に誘発する能力は、そのクリーチャーがブロッククリーチャーとして指定された、あるいは何らかの効果によってブロックした時点でその特性を持っていなければ誘発しません。特定の特性を持つクリーチャーがブロックされた時に誘発する能力は、そのクリーチャーがブロックされたクリーチャーになった時点でその特性を持っていなければ誘発しません。クリーチャーが特定の特性を持つクリーチャーによってブロックされた時に誘発する能力は、後者のクリーチャーがブロッククリーチャーになった時点でその特性を持っていなければ誘発しません。これらの能力は、その後でクリーチャーの特性が変化して条件を満たすようになったとしてもその時に誘発することはありません。例:「このクリーチャーが光のクリーチャーによってブロックされるたび、そのクリーチャーを攻撃終了時に破壊する。」という能力を持つクリーチャーがいる時、このクリーチャーが闇のクリーチャーでブロックされたあと、そのクリーチャーが光に変わったとしてもこの能力は誘発しません。
507.3c. 「クリーチャーが攻撃してブロックされなかった時」という能力は、そのクリーチャーのブロッククリーチャーが指定されなかった場合に誘発します。ブロックされた後でブロッククリーチャーが「その攻撃」から取り除かれたとしても誘発しません。
507.3d. 誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。使用する場合、まずターン・プレイヤー側が使用するものをすべて宣言します。(参考603.2e )
507.3e. その後、ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。
507.3f. 非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の使用宣言を行います。
507.3g. その後、非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。この過程でターン・プレイヤー側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理し、その後非ターン・プレイヤー側の処理に戻ります。
507.4. クリーチャーがブロックした状態でバトルゾーンに出る場合、それは「ブロッククリーチャー」ですが、誘発イベントや効果の面では「ブロックした」としては扱いません

途中に関係ない箇所も入ってるんだけど、項目が増えて枝番がずれちゃったんだよねー




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