カード解説

解説：仁王の超人

　

「双極篇第1弾 豪快!!ジョラゴンGoFight!!」より《仁王の超人》。

詳細

名前　：仁王の超人（アウン・ジャイアント）
タイプ：クリーチャー
文明　：自然
パワー：３０００
コスト：４
種族　：ジャイアント
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時またはコスト8以上の呪文を唱えた時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。

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ジャイアントに新しいクリーチャー《仁王の超人》が登場です。
登場時に山札から１枚をマナブーストする能力に加え、自分のターン中にコスト８以上のクリーチャーを召喚または呪文を唱えた場合に相手のクリーチャー１体をマナ送りにするシステムクリーチャー的な能力も保有しています。

このクリーチャーはコスト４なので初ターンから見ると、マナブーストを加えた場合、
１ターン目：１
２ターン目：２→３
３ターン目：４（→５）
と３ターン目に降臨できます。

マナ送りの能力の方は、クリーチャーは「召喚」でないとトリガーしないので各種踏み倒し能力ではほぼ有効になりません。
しかし「召喚」という事はＳ・トリガーは対象になりますので、この《仁王の超人》がバトルゾーンにいる状態でコスト８以上のＳ・トリガー持ちクリーチャーがシールドから出てきた場合にクリーチャーを出しつつ相手クリーチャーを１体除去できる頼もしいシステム・クリーチャー（※）になります。

※システム・クリーチャー・・・バトルゾーンに存在することで様々な恩恵をもたらすクリーチャー。バトルで破壊されないようにあまり攻撃は行わない。

コスト８以上のＳ・トリガー持ちクリーチャーと言います、



新ＤＭの中ではこの《バイナラドア》が有名ですが、これはジョーカーズデッキでないと活躍できません。



そこでこの《罠の超人》。
これだと自然文明を採用しているデッキだとすんなり入りますし、バトルゾーンに出た時に相手クリーチャー１体をマナ送りにしますので、《仁王の超人》の能力と合わせて一気に２体をマナ送りに出来ます。（ちょっとマナブーストをさせ過ぎな嫌いがありますが）

また過去のカードで呪文までその範囲を広げますと、



《無法のレイジクリスタル》がおすすめです。
「相手のパワー6000以上のクリーチャーを１体選び、持ち主の手札に戻す。その後、相手のパワー6000以下のクリーチャーを１体破壊する。」という２体を取り除く能力を持ったＳ・トリガー付き呪文ですので、今回のカードがバトルゾーンにいると合計３体のクリーチャーを一気に除去できます。

最後に

マナゾーン送りにするのはやり過ぎると自分で自分の首を絞める結果になってしまいがちですが、ハンデス（※）で相手の手札を枯らすようししてやると、いくらマナがあろうと相手はあまり身動きが出来なくなります。

このカードは何も考えずにデッキに投入できるようなものではありませんが、場をコントロールするデッキをお考えであれば、一考する余地のある一枚かもしれません。