【デュエマ】息子がおこづかいでパックを買った結果wwww【ポクチンちん狙い】

 

”アレ”がどしても欲しいのよん・・・?

※カード画像をタップすると駿河屋で価格チェック出来ます

※今日はあんまり子供向けの記事じゃないよ

先日発売された「デュエマクエスト・パック」。
そこに収録された中でも屈指のパワーカードとされ、先行発売時から高値で取引され続けている《ポクチンちん》。


これは「コスト踏み倒しメタ」「墓地掃除」という超強力な2つの能力を併せ持つにも関わらず、コストがわずか3に設定されておりそのことから、誰もが”強い”と一瞬で認識する1枚となっている。

ボックスから出なかったのよ・・・

当然のごとく私(猿メンおじさん)も「デュエマクエスト・パック」をボックスで予約し全て開封したのだが、残念ながらこの《チン》は出なかった。

そう、我が家に《チン》は、やってきてくれなかったのである。

欲しい・・・《チン》が欲しい・・・

しかしこのカードの存在を既に知っている息子としてはどうしても欲しい。
何としてでも、喉から手が出るほど欲しいカードなのである。


それは苦手(?)なデスザークデッキを蹂躙し、


《センノー》で止まらない天敵《”轟轟轟”ブランド》を弾き返せるカードだと彼は信じているのである。

前者はさておき後者はどう考えても間に合わないと思うのだが、まぁ本人がそう信じて居るのだからまぁいいだろう。

ボックスはもう空・・・ならば

しかしどれだけ欲してもボックスはもう空なのである。
とすればこれを手に入れる手段は2つ。

1つはシングルカードを買い求める。
もう1つは、パック購入して《チン》を当てる。

これしかない。

シングルなんぼ?・・・え?

息子は確実な方法であるシングルカードでこれを求めようとした。
しかしその時の値段は2千数百円。

私に値段を調べてもらいその高値に驚愕する息子。
とてもじゃないがこんな値段では息子は買えない。





「え?なんでこんなタダ出し防御と墓地掃除しかできひんカードがそんな高いん?」







おまえどついたろか





皆様、よく見てください。
これが与えられ続けたジョーカーズ・プレーヤーの成れの果てです。

修羅の道・・・・!?

もはや価格的にシングル購入の目はない。
そして私はあまり買い与えることをしない。

であれば残る手段はh

「パック買って」

まずはそこからか

「パック買って、ひとつでいいから」

そう来たか。

普段は物を強請らない息子が、あまりの《チン》欲しさに限界を突破したようだ。
しかし、

「おう、お前それでお父さんが買ってくれると思うんか?」

「思わへん・・・全く・・・」

「せやな、買わんぞ。欲しかったら自分のお小遣いで買うたらええがな。」

ウチは定期的なお小遣いを子供に渡していない。
お金が欲しければ「お母さんのお手伝い」をして、冷蔵庫に貼ってあるお手伝い帳のポイントを貯めて行かなければならない。
(毎日コツコツやっていれば1ヶ月で相当な額が貰えるように設定されている)

「たぶん2パック分しかない」

「なんや、あるやんけ、お金。ほなその2パックで当てるか、確実に欲しかったら貯めたらええがな。」

「貯めるのはありえへんからパック買おうと思ってるけど・・・嫌な予感がする。」

息子の嫌な予感候補

以下がクエストパックでの息子の思う「嫌な予感」の候補達。
コメントは息子談をまとめたもの。

りの赤髭 ゴセントラス
水文明って時点でいらん。呪文が10枚とかありえない。

《潜水兎 ウミラビット》
弱い。しかも水。ない。一番いらん。

《グッド“MSL”バウンサー》
《”轟轟轟”》に入らん。いらん。

息子、決断する

「買ってくるわ、2パック」

少しの間の葛藤を経て、息子はついに決断した。

「どっちいくんや?ジョーシンか?カード屋か?」

「ジョーシン。キミにきめた!!」(なんでサトシ?)


先日ジョーシンで買ったパックから《ガヨウ神》が出たので絶賛信頼高騰中。
自転車を駆け灼熱の中、息子はジョーシンに向かった。

・・・・。

・・・元気だなぁ。

おもてたんと違う!!

キキキーッ!という強烈なブレーキ音と共に息子が帰宅。

「ただいまー!買えへんかった!」

と言いながらも手にはジョーシンの袋。そして汗だくである。

さんざん飛ばしたんだろうが車には気をつけて欲しい。
それは最も近い場所にある「死」だ。
この辺はかなり交通量が多い。

「おかえり。買えへんって何か買っとるがな、なんやそれ。」

「1パックしか買えへんかった!」

「お?なんや?売り切りか?」(デュエマが売り切れていると何故かちょっと嬉しいマン、けど販売機会の損失が怖いので早く在庫を補充して欲しいとも思うマン、つまりデュエマがもっと広まればいいなぁと思ってるマン)

「これ高いやん!」

あ・・・・そうだ、忘れていた。
通常のパックは5枚入りで大体150円前後(税抜)だが、クエストパックは7枚入りのスペシャル版なので1パック300円(税抜)するのだ。

「おう、すまんすまん。せや、高いんやそれ。ほんで1パックだけ買うてきたんか?」

「うん、しゃあないから1つだけ買ってきた。」

「開けたんか?」

「まだ」

「どうしたんや?いつもならすぐ開けるのに。」

「クーラーにあたりながらの方が当たりやすいかな、と思って」

謎理論爆誕。

《チン》・・・《チン》・・・《チン》でて・・・・・

何故か正座でテーブルにつく息子。
額を、頬を伝う汗も全く意に介さない。

なるほど、《ポクチンちん》は物欲を最大限まで昇華させる事によってある種の瞑想状態を作り出すのか・・・カード名に偽りなしか・・・・?

神妙な面持ちでパックの開封口に指をかける息子。


ペリッ・・・・


中のカードが傷つかないように慎重に、優しく、カードを取り出す・・・・・


「ポクチン・・・ちん・・・ちん・・・ちん・・・・」
「出るかな・・・ちん・・・出て欲しいなぁ・・・ちん・・・」




















・・・。

・・・・・・。


「「 あ 」」












いいいいいいぃぃぃやぁぁぁぁぁぁ!!!おもてたんとぉぉぉちがぁぁぁぁぁうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!

「ぼくウミラビット!みんなと仲良くなりたいラビ!」

あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばwwwww












あ・・・・・・。


「もう一生パック買わへん・・・・・」(2週間ぶり10回目)



・・・・・。



「ぼくウミラビット!みんなと仲良くなりたいラビ!」(CV:猿メン)



「ああああああああ!!!!」



めちゃくちゃ嫁に怒られた。

泡になって消えた、チン

300円。

我々大人にとっては少額でもこどもにとってはそれは大金。
しかもこれはお手伝いをして自ら勝ち取った対価。

それがお目当てどころか「1番必要なかったもの」に化けてしまったとあってはそのショックは計り知れない。

しかしこれでお手伝いをするのをやめたりせず、めげずにまたチャレンジしていって欲しいと思う。
続けてさえいれば何事も実を結ぶなどとはとても言えないが、やめればそこで全てが終わってしまうというのは断言できる。

これは別にデュエマのパックを買えと言っているわけではない。
何事でもすぐに辞めてしまってはものにならないよ、とそういう意味だ。

さぁ、今日はパック買って帰るか・・・・。
あぁ、自転車、油刺さなきゃな・・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~
このお話は99%実話です。

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