ルール改定
2022年9月14日、デュエマのルールが改定されました。総合ゲームルールのみの改定で、競技イベント運営ルールに改定はありません。
皆様、是非ご確認ください。
この記事はあんまり子供向けの記事じゃないよ!
難しかったらお父さん・お母さんと一緒に読んでね!
改定
総合ゲームルール v1.30 (2022年6月24日)
↓
総合ゲームルール v1.31 (2022年8月10日)
↓
総合ゲームルール v1.32 (2022年9月14日)
競技イベント運営ルール (2019年07月02日版)
競技イベント運営ルール (2020年07月01日版)
↓
競技イベント運営ルール (2022年05月20日版)
もくじ
旧
409. どこでもないゾーン
新
409. 保留状態
長年親しまれた「どこでもないゾーン」が装いも新たに「保留状態」に生まれ変わった!!
これは「状態」と書いてますが、状態的なものでありゾーン的なものでもありまんす。
「~的」というのがポイントです。
1. ゲームの基本
101. デュエル・マスターズの絶対法則
旧
101.4b S・バックとG・ストライクは、サバキZは、S・トリガーと同様のタイミングで処理します。これらも、複数の効果が同時に発生した場合、ターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。
新
101.4b S・バックとG・ストライク、サバキZは、S・トリガーと同様のタイミングで処理します。これらも、複数の効果が同時に発生した場合、ターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。
サイレント更新です!!!
v1.31(2022/08/10)で追記された我らがサバキZ!!
最高の日本語で登場したのですが、残念ながら今回早くも修正されてしまいました・・・
かんなすぃ・・・・
4. ゾーン
旧
409. どこでもないゾーン
409.1. ゲーム中、上記8種のゾーン間をカードが移動するときに特別な処理が必要な場合、その処理が終了するまでの間そのカードはどこでもないゾーンに存在します。
409.1a 呪文を唱えてから解決するまでの間、その呪文は手札にも墓地にもありません。
新
409. 保留状態
409.1. カードを ~ 中略 ~ 置かれます。
これが今回のメインとなった総合ルール改定だ!!
長いから中略したぞ!www
ここから一項目づつ解説していくぞ!!!
409. 保留状態
もくじだ!!!
元々409は「どこでもないゾーン」だったぞ!
409.1. カードを使用した際や、効果でカードがバトルゾーンに出る際、それらのカードは実際にゾーンを移動するまでの間、保留状態になります。カードは保留状態になっても、そのゾーンを離れたことにはなりません。
これまでは特別な処理をしたときのみ「どこでもないゾーン」を経由するって感じで書かれていた。
しかしこれからは、クリーチャーやタマシードなどのパーマネントカード(※)は例外なく使ったり何らかの効果でバトルゾーンに出る場合、一旦新ゾーン「保留状態」に留まり、それからバトルゾーンに出るようになったぞ!
重要なのは保留状態になってもそのカードはゾーンを離れた扱いにならないってこと!!
これが最重要っぽい感じの匂いがするからこれだけでも覚えて帰ろう!
※パーマネントカード・・・バトルゾーンに出るタイプのカード、呪文以外の全てがこれにあたる
409.1a クリーチャーなど、バトルゾーンに出るカードを使用した際や、効果でバトルゾーンに出そうとした際、それらのカードは実際にゾーンを移動するまでの間、保留状態になります
409.1と同じようなことを言っている!
大事なことだから2回言ったに違いない!
409.1b 呪文は唱えてから効果を解決し終えるまでの間、保留状態になります。解決が終わった後、唱えていた呪文は墓地に置かれます。
パーマネントカードでないもの、つまり呪文カードも唱えたら保留状態!
重要なのは、その解決中も保留状態のママでいること!
で、処理が全部終わったら墓地に置かれるってわけだ。
409.1c カードが保留状態になっている間、そのカードは元々置かれているゾーンに属していますが、そのゾーンにあるカードの枚数としては数えません。
例:紅神龍オグリストヴァルがいる状況で、手札にある残り1枚のエナジー・ライトを唱えた場合、カードを引く効果を解決する前に、紅神龍オグリストヴァルのパワーは0になり、破壊されます。
例2:手札から唱えたエマージェンシー・タイフーンの効果で手札のカードを捨てる場合、その唱えたエマージェンシー・タイフーン自身を捨てることはできません。
例3:自分のマナゾーンにカードが4枚あり、バトルゾーンに相手の獣軍隊 ヤドックがいる状況で、マナゾーンから虹速 ザ・ヴェルデを召喚する際、虹速 ザ・ヴェルデが保留状態になることでマナゾーンのカードの枚数が3枚になるので、獣軍隊 ヤドックの置換効果が適用されます。
ご丁寧に例が3つも付いているぞ!!
つまりこの項目は「ややこしい」とデュエマの人が思ったってわけだ!(しらんけど)
んでその内容はというと、
”保留状態になっているカードは元のゾーンに居るけど居ない”
つまりこれ例えば、
・手札から呪文を唱えたら、
・その呪文は手札にあるんだけど手札にない
・その呪文の効果で手札の枚数を数える効果があるなら、そのカウントにはその唱えたものは含まない
といった感じ。
題して「居るけど居ない状態」だ!!(今思いついた)
409.1d 保留状態になったカードが保留状態ではなくなった後、そのカードは、保留状態になる前に与えられていた効果を失います。
例:「このターン、自分の墓地から使ってもよい」という効果が与えられたカードを自分の墓地から使用した結果、そのカードが再度墓地に置かれた場合、それをもう一度使うことはできません。
例2:《蛇手の親分ゴエモンキー!》の効果を与えられたクリーチャーをマナゾーンから召喚した際、そのクリーチャーが《獣軍隊 ヤドック》の置換効果でマナゾーンにとどまった場合、そのクリーチャーを再度マナゾーンから召喚することはできません。
ここも極重要事項!
一旦保留状態になったカードは、場に出たり(パーマネント)、処理が終わって墓地に置かれたりすると(呪文)、状態に入る前にかかっていた効果はリセット!
その効力を失うぞ!
一瞬だけ話題になったこのカードとかがこのルールの影響を受けるね!
409.1e 1つの効果によって複数のカードが同時に使用されることがあります。その場合、効果で使用するカードはすべて保留状態になった後、1枚ずつ処理を行います。
例:甲型龍帝式 キリコ³の能力で3枚の呪文を唱える際、その3枚はすべて保留状態になった後、1枚ずつ解決していきます。
例2:《夢の変形 デュエランド》の能力で7枚のカードを墓地に置いた際、使用するカードがすべて保留状態になった後で、それらを1枚ずつ使用します。
これも大事なルールだねー。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札をすべて、好きな順序で山札の一番下に置く。その後、自分の山札の上から、呪文が3枚出るまで、カードをすべてのプレイヤーに見せる。こうして見せたそれ以外のカードをすべて山札に加えてシャッフルし、その後、その3枚の呪文をコストを支払わずに唱える。
例に挙がっている《甲型龍帝式 キリコ³》なんかの効果で、複数のカードを使ったり出したるする場合、それらは全て一旦保留状態になってから、一枚ずつ解決されるってことをこの項では言っている。
《ヘブンズ・ゲート》みたいに手札から2体出す~的な効果も同じように先に選んだ2枚が保留状態になるぞ!
409.1f 1つの効果によって複数のカードが同時にバトルゾーンに出ることがあります。その場合、バトルゾーンに出るカードはすべて保留状態になった後、1枚ずつバトルゾーンに出ます。ただし、複数の封印が同時にバトルゾーンに出る場合は、それらすべてが保留状態になった後、バトルゾーンのクリーチャーに同時に付けます。
例:ヘブンズ・ゲートの効果で2体のクリーチャーをバトルゾーンに出す際、その2体は保留状態になってから、1体ずつバトルゾーンに出ます。
例2:ドキンダム・アポカリプスの効果でバトルゾーンにいるクリーチャー全てに封印がつく場合、それらは同時に付きます。
複数のカードが出る時にそれらは一旦保留状態になるってのはもう分かってもらったと思うんだけど、この項では「封印」について述べている。
封印も山札から場に出るとき、一旦保留状態になるんだけど、複数のクリーチャーに一挙に封印をつける効果の場合、実際につける枚数が確定したら、それらのカードは一旦保留状態になって、それから同時に場のクリーチャーに付く!
封印だけは他のパーマネントと違って、複数のカードがいっぺんに場に出るからここで言及しているんだね!
※封印以外のパーマネントは、必ず1オブジェクトずつしか場に出ない
※墓地進化などは複数のカードで構成された状態でで出てくるけど、それらをまとめて1つのオブジェクトとみなす
409.2. カードを使用した結果、または効果を解決した結果、保留状態になったカードが別のゾーンへ移動しなかった場合も、カードは保留状態ではなくなります。そのカードの状態は、保留状態になる前から変化しません。
保留状態のカードを処理して、その結果、それが他のゾーンに移動しなくても保留状態は解除される!らしい!(ほぼ上のをそのまま書いてるだけだろ!!)
409.2a 保留状態になっているカードが元々置かれているゾーンに再度置かれた場合、そのゾーンにカードが置かれたことにはなりません。カードが置かれたことで誘発する能力は誘発せず、また、そのカードの位相は変化しません。
例: Wave ウェイブの「出た時」の能力で墓地から呪文を唱えた際、唱えた呪文は解決した結果、再度墓地に置かれますが、それによってカードが墓地に置かれた時に誘発する能力は誘発しません。
例2:マナゾーンにタップ状態で置かれている陰陽の舞を召喚した際に、獣軍隊 ヤドックの置換効果を適用した場合、置換効果の適用後も陰陽の舞はタップ状態のままマナゾーンに置かれます。
409.2はここからが本番だ・・・!!
なにか行動して、保留状態になっているものが元々置いてあったゾーンに戻ってきたら、それはカードが置かれた事にならない!
置いたけど置いてない・・・
置いたけど、置いてないんだ!!!
だから上の例のように、《Wave ウェイブ》のETBで墓地の呪文を唱えて、その処理が終わり、それが墓地に置かれても置いた扱いにならない!
409.2b 呪文が墓地に置かれることで適用される置換効果は、墓地から唱えた呪文が再び墓地に置かれる場合でも適用されます。これは、409.2. の例外です。
例:Wave ウェイブの「出た時」の能力で墓地からケンザン・チャージャーを唱えた際、ケンザン・チャージャーは再度墓地に置かれる際、チャージャーの能力によりかわりにマナゾーンに置かれます。
さて最後だ。
本項が、新「保留状態」の最後の項目だ!!
呪文が墓地に置かれることで適用される置換効果。
つまり、上の《Wave ウェイブ》+《ケンザン・チャージャー》や、
みんな大好き《龍素記号Sr スペルサイクリカ》のETBも同じだね!
墓地に置く時に置換効果で手札にいく!
※ETB・・・Enters The Battlefieldの略、転じて登場時能力を指す。
5. ターンの構造
512. 次のターンに移行する時
旧
次のターンに移行する時、どこでもないゾーンにカードがあるのなら、それらはすべて墓地に置かれます。この時、新たに能力はトリガーしません。
新
512.1. 次のターンに移行する時、その時点で保留状態のカードはすべて墓地に置かれます。この時、新たに能力はトリガーしません。
枝番すら与えられていなかった項目に番号が振られ、512.1として爆誕!!
まぁ内容はどこでもないゾーンの時と何も変わってないけどね。(枝番は付いたが)
6. カードの使用、能力、効果
601. カードの使用
旧
601.1a プレイヤーは、使用する条件の変更も含め、カードを使うことを宣言します。マナコストを増減させる効果がある場合は、この時点で適用する効果を決定します。使用条件を変更する効果や、マナコストを増減させる効果によって、その使うカード自身がゾーンを移動する必要がある場合、その効果は使用できません。
601.1b 使うことを宣言した時点でカードは元々あるゾーンを離れ、どこでもないゾーンに移ります(通常は手札から)。カードの使用を禁止されている場合、宣言そのものができません。また、代替コストを支払えない場合も、宣言することはできません。
601.1c マナゾーンにあるカードを使う場合は、マナコストの支払いが完了してから、どこでもないゾーンに移ります。
新
601.1a プレイヤーは、使用する条件の変更も含め、カードを使うことを宣言します。マナコストを増減させる効果がある場合は、この時点で適用する効果を決定します。使用条件を変更する効果や、マナコストを増減させる効果によって、その使うカード自身がゾーンを移動する必要がある場合、その効果は使用できません。また、効果の適用に必要な処理を実行できない場合や、別の効果を先に適用することによって効果の処理が実行できなくなる場合も、その効果は使用できません。
例:"逆悪襲"ブランドのG・G・Gを適用したい場合、カードの使用を宣言した時点で、"逆悪襲"ブランドも含めた手札の枚数が1枚以下である必要があります。
例2:自分のクリーチャーがいない状況でフシギバースを適用することはできません。
601.1b 使うことを宣言した時点でカードは保留状態になります。カードの使用を禁止されている場合、宣言そのものができません。また、代替コストを支払えない場合も、宣言することはできません。
601.1c マナゾーンにあるカードを使う場合、保留状態になっているその使うカードをタップしてマナコストと文明を支払えます。
ここでは保留状態のルール定義に合わせて既存ルールが調整されているぞー。
うーん、特になにもないw
・・・・・・・・・・
継続
701.23. (封印を)外す
701.23a
封印を外すとは、封印を付けられているカードから封印を墓地に置こうとすることです。封印を外すということは、その封印カードを場から墓地に置くことを指します。
もうこれ公式だろ!!
・・・・・・・・・・
以上、今回の総合ゲームルール改定!!
以下、公式のスクリーンショット!!
以下、公式のスクリーンショット!!
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