【デュエマ】総合ゲームルール改定 v1.35(2023年04月10日)

 

ルール改定

2023年4月10日、デュエマのルールが改定されました。
総合ゲームルールのみの改定で、競技イベント運営ルールに改定はありません。
皆様、是非ご確認ください。

この記事はあんまり子供向けの記事じゃないよ!
難しかったらお父さん・お母さんと一緒に読んでね!

改定

総合ゲームルール v1.33 (2022年11月11日)

総合ゲームルール v1.34 (2022年12月16日)

総合ゲームルール v1.35 (2023年04月10日)

競技イベント運営ルール (2019年07月02日版)

競技イベント運営ルール (2020年07月01日版)

競技イベント運営ルール (2022年05月20日版)


もくじ

316. エレメント

新しい概念?エメレント?エレメントか。
が、増えましたwwwww

さてこのエレメント、いま全世界で話題沸騰なんだけど、その中心にあるのが「これは一体なんなのだ?」という根本的な疑問。

まぁこれを簡単に説明すると、つまりは「パーマネント」です。

「マジック・ザ・ギャザリング」の「パーマネント」です。

以上になります。(照)

わおーん

2. カードの見方

200. 総則

200.3b 封印の特性は確認できず、コストは0として扱います。

200.3b 封印の特性は確認できません。封印をカード指定する場合、コストは0で、他の特性がないカードとして扱います。

ここに来て封印のカードの特性に関する記述が変わりました。
詳細が追記された感じです。

これによって特に変わることはありません。
よかったですね。(?)

3. カードタイプ

300. 総則

316. エレメント
316.1. エレメントは、クリーチャーやタマシードなど、バトルゾーンに表向きで出すことができるカードタイプの総称です。
316.2. 呪文や城、コアのように、単独でバトルゾーンに出せないカードタイプは、エレメントに含まれません。
316.3. エレメントを指定する効果は、カードを指定する効果ではありません。そのため、複数枚のカードで構成されるエレメントを指定した場合、そのエレメントを構成するカードすべてが影響を受けます。
例:「エレメントを1つ選び、破壊する」という効果で進化クリーチャーを選んだ場合、「クリーチャーを破壊する」という効果で選んだ時と同様に、進化元のカードも一緒に墓地に置かれます。

目次に追加されたパ、エメレント?エレメンの定義が「カードタイプ」にバコっと増えました。

詳しい解説の記事をいまずんびちゅうなので、寝て待っててくださいね。
オジサン、年内目処に頑張るよ。

さ、次々。

4. ゾーン

409. 保留状態

409.2b 呪文が墓地に置かれることで適用される置換効果は、墓地から唱えた呪文が再び墓地に置かれる場合でも適用されます。これは409.2. の例外です。

409.2b 呪文が墓地に置かれることで適用される置換効果は、墓地から唱えた呪文が再び墓地に置かれる場合でも適用されます。これは409.2. の例外です。

サイレント更新ですッ!!!!!!!

これは酷いですね!!
更新箇所として、公式サイトに全く載っていません!!

このような読点を追加するという、読む際の読み手のリズムが変わってしまう大きな変更が知らされてないなんて困るなー!
オジサンすっごい困るよー!

本件に関しては、強く公式にアップローチをかけていきたいと思っておりますので、続報は寝て待っててください。年内目処です。

6. カードの使用、能力、効果

609. 置換効果

609.9. 複数のイベントが同時に発生し、それぞれを別の置換効果が修正することがあります。その場合、各プレイヤーはまず、自分が持つ置換効果をどのイベントに適用するか決定します。すべてのイベントに適用する置換効果を決定し終えたら、それらを同時に適用します。
609.9a まずターン・プレイヤーから、どのイベントにどの置換効果を適用するかを決定します。適用する置換効果によってカードの移動や位相の変更などの処理が必要な場合、この時点でその処理によって影響を受けるカードも選ぶ必要があります。ターン・プレイヤーによる置換効果の適用の決定が終わったら、次は非ターン・プレイヤーが同様の手順で適用する置換効果を決定します。
609.9b 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。

これが今回の変更の目玉ですね~。

で、これが追記されたことで何が変わるか?

特に何も変わりませんwww

だから気にしなくてもよいです。よいよい。
「ただ明確化しただけ」とおぼえて貰えばオッケー!

ちなみに今回のルール変更によって、


《シャコ》の特殊勝利を、


《ダイハード・リュウセイ》で防げるようになったかどうかを聞かれたんだけど、

普通に無理。
今まで通りだよ。

と伝えたらその人はがっかりしてました。
609.3. 置換効果は各イベントにつき1回だけ適用されます。
609.8. 複数の置換効果が単一のイベントを同時に修整しようとした場合、どの効果が適用されるかはターン・プレイヤーの効果を優先したうえで、同じプレイヤーが複数個の置換効果を持つ場合、そのプレイヤーがどの効果が適用されるかを選びます。
この2つは従来のままだからね。
上のケースだと、
  1. 相手のアップキープに《シャコ》で5ドローしてLOする
  2. シャコ側は負ける
  3. その負けをシャコで置き換えてシャコ側が勝つ
  4. そのシャコ側の勝利を《リュウセイ》で置き換えて敗北回避・・・が609.3により実行不能
って感じ。

じゃあ今回の変更ってマジ一体なんだったの?と思ったかもしれないけど、あくまで狙いは明確化。

「何かしらのイベントが発生して、それを置き換え可能な能力が複数あったときはこうやってくださいね」

って書いてくれただけ。
正直あんまり発生しないよ、これ。

上のケースも「同時」ではないからね。
まず《シャコ》で負けを勝ちにしないと《リュウセイ》の効果は適用出来ないから同時ではなくて順番が決まってるんだ。
で、シャコが先に置き換えちゃってるからもうその勝利/敗北イベントにはそれ以上の置き換え効果は適用できない、となる。

ちなみに同時はこんな感じ。(仮想カードでごめんだけどね)

自分:クリーチャーがタップする時、かわりにそれを手札に戻してもよい。
自分:クリーチャーがタップする時、かわりにそれを山札の下に置き、カードを1枚引いてもよい。
相手:クリーチャーがタップする時、かわりにそれを破壊してもよい。

それぞれこんな能力を持つパーマネントをコントロールしている状況で、どちらかのクリーチャーがタップされる場合。(例えば攻撃したとかね)

これが自分のターンなら、そのタップしたタイミングで、手札に戻すか、山下に置くて1ドローの、どちらを適用するか選択する。(どっちも任意だからどっちもやらない選択肢もOK)
次に相手もタップした時の置換効果をもっているので、それを破壊するかどうかを選択する。

で、全ての適用の選択が終わったら(ここが重要)、ターンプレイヤー、今回は自分から置き換えを適用。
何かしらを適用したら、相手の選択はもう適用不能。いわゆる連鎖だから。(CR609.3)
この場合は相手が何も置換効果を使わなかった場合のみ適用できる感じだね。

以上、ここまでが609.9と609.9aの解説。

609.9bについては一切書いてないよ。

609.9b 置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。

じゃあこの最後の新項目、609.9bは一体なんなのか?

端的に言うと、「何かしらの置き換えのコストで選んだものは、他の置き換えのコストにはもう使えないよ」ということ。
(609.9bとほとんど同じことをイッテイルキガスル・・・・w)

例えばこんな場面、効果があるとする。

自分:このクリーチャーが破壊される時、かわりに自分のコスト2以下のクリーチャーをタップしてもよい。コストは6。(これが2体いる)
自分:コスト2のクリーチャー
相手の呪文:数字を1つ宣言する。その宣言した数字と同じコストを持つ相手のクリーチャーを全て破壊する。

この状況で、相手のこの呪文を唱えて6を宣言した。
すると自分の除去耐性持ちのコスト6は2体とも破壊される。
ここで置換効果を選択。

コスト6の1体目、自分のコスト2をタップして破壊から耐えますと宣言。(まだ実際のタップはしないよ、全ての選択が終わってからだよ)
コスト6の2体目、1体目と同じコスト2をタップして破壊から耐えますと宣言。

が!

これが出来ない。
コスト2は1体目を守るためにすでに選んでしまっているから、もう2体目では選ぶことが出来ないんだ。

で、結果としては1体目はコスト2をタップして生き残り、2体目は憐れ、破壊されてしまいましたとさ、となる。

これが609.9b。

オッケーかな?

・・・・・・・・・・

以上、今回の総合ゲームルール改定!!

以下、公式のスクリーンショット!!




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