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詳細
名前 ：卍 デ・ルパンサー 卍タイプ：クリーチャー
文明 ：闇
パワー：８０００
コスト：８
種族 ：マフィ・ギャング/ドルスザク
■無月の門：自分の魔導具をバトルゾーンに出した時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から２つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら４枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■Ｗ・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のアンタップしているクリーチャーを１体破壊する。
名前 ：葬爪（ぱんてら）
タイプ：呪文
文明 ：闇
コスト：２
種族 ：マフィ・ギャング/ドルスザク
■自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
コロコロ６月号に新しい無月の門能力を保持するクリーチャーが付録でついてくることがわかりました。
無月の門初のツインパクト！
無月の門搭載クリーチャーで初のツインパクトカードの登場となります。ただでさえ便利な無月の門がツインパクトということで一層デッキに入れやすい１枚となっています。
卍 デ・ルパンサー 卍（クリーチャー側）
無月の門で登場しパワー８０００でそこそこのクリーチャーに殴り勝てるのはプラス点。そして何よりも、登場時と攻撃時に「相手のアンタップのクリーチャーを１体破壊できる」という能力が光ります。
無月の門
これはちょっとルールがややこしいので、ぜひ下記のリンクから詳細を確認して大会などで齟齬のないようにしていきたいですね。【今一度】卍 デ・スザーク 卍【ご確認を】
Oh・・・アンチシナジー・・・
しかしこの優秀な能力は残念なことに《卍 デ・スザーク 卍》とアンチシナジーです。
《卍 デ・スザーク 卍》の「相手のクリーチャーはタップインしてバトルゾーンに出る」という能力が有効になっていると当然相手クリーチャーはタップインで出てきますので、《卍 デ・ルパンサー 卍》の攻撃時能力ではその出てきたばかりのクリーチャーを対象に取ることができません。
攻撃を強いる
しかしこの能力のおかげで相手は自分のクリーチャーで攻撃を行ってタップ状態にしておかないと、すぐに破壊されてしまうので無理にでもこちらに攻撃を行わせ望まないシールドブレイクを誘発することができる可能性があります。また、スピードアタッカーを持っていない攻撃トリガーで仕事をするクリーチャーは完全に封殺されます。
割り切りの境地！
シールドを割りたくないので破壊されることを受け入れるプレイヤーもいるでしょう。そう割り切ってしまえば、今度は《卍 デ・ルパンサー 卍》側に攻撃目標となるクリーチャーがおらず、シールドを割らないと攻撃トリガーを使えなくなくなってしまいます。
本当にアンチシナジー？
そうなのです。割り切る相手にはアンチシナジーになるかと思われた《卍 デ・スザーク 卍》が有効です。
タップイン能力により攻撃対象に選べるクリーチャーを得ることができるのはなかなかの利点で、そうなると１度の攻撃で２体ずつ撤去していけるのは大きな利点になります。
こうなると新しいクリーチャーを相手は出しづらく、相手の展開速度を大幅に落とすことに貢献します。
除去手段としてされたら嫌なこと
他の無月の門クリーチャーと同じく除去の手段として用いられたくない方法は、１，マナ送り
２，山札の下送り
３，シールド送り
４，手札送り
５，墓地送り
の順番になるでしょう。
シールド、山札、マナのいずれも闇文明は苦手としますが、山札は場合によってはライブラリアウトを助けてしまう事もあり、またシールド送りは《暴発秘宝ベンゾ》などで自分でブレイクして回収する手段があります。
マナに埋め込まれるとほとんど何もできませんのでこれが最も優秀でしょう。
墓地送りは《堕魔 ヴォーミラ》がいると本当に何でもない除去になるのでやるだけ無駄とまでは言いませんが、効果が低いとみるべきです。
葬爪（呪文側）
２マナで山札から２枚を墓地肥やしできる能力は素直に優秀です。願わくは「２枚みて２枚まで墓地においても良い」であればパーフェクトだったのですが、コスト２のツインパクトの呪文がそこまで出来るのはやりすぎでしょう。
イワシを落としたーい！
もしマフィ・ギャングデッキに水文明を混ぜるのであれば、この呪文の効果で墓地に落としたいと真っ先に思いつくのがこの《一なる部隊 イワシン》です。
このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。イワシンはこの能力により墓地に落ちると、１枚カードを引いて１枚捨てることが出来るので、かなりの速度で序盤から墓地肥やしを加速することが出来る超優良カードです。
手札に１枚抱えていると、呪文でイワシンが落ちたらその効果で１枚引いて手札のイワシンを捨ててやると、また連鎖的にイワシンの効果が発動するので墓地ソースデッキに人気のカードとなっています。
キッズにはさっぱり人気のないカードですが、本当にオススメです。
（パワーが低い、コストが低い、登場時能力がない、カードを引いて捨てるなんて増えないから意味ない、攻撃してもやられるだけ、という理由で人気がないようです）
最後に
ツインパクトとして両方の側でかなり仕事ができるカードとなっています。こんなものがコロコロのおまけについてくるなんて・・・・
４冊買ってやろうかと一瞬思ってしまった猿メンでした。
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