【デュエマ】新要素:エレメント 徹底解説!【簡単!必読!】

 

新要素:エレメントとは?

2023年4月。

デュエマに新しい概念、

エレメントが誕生した!!

本稿では超絶タメになる(自分で言っていくスタイル)エレメントの解説を、
  • 簡単
  • 一瞬
でわかるようにブチかましていくぞ!!

全デュエマー必読の記事だから、絶対に最後まである程度読んでくれよな!!

波ッ!!!


結論

忙しい人のためにまずは結論を書こう!

エレメントとはズバリ!

MTGで言うところのパーマネントだ!!!


以上説明終わり!!!!

<完>




・・・・・。


じょ、冗談です・・・

気を取り直して真面目に言うと、

エレメントとは、
バトルゾーンに出して活用していくカードタイプすべて

を指す!

だからクリーチャーとかタマシードはエレメントだし、フィールドなんかもエレメント。
逆に呪文なんかは使ったら墓地に落ちてバトルゾーンに出ることがないから「これはエレメントではない」となる。

他に色々なケースがあるんだけどまずはざっくり、
「エレメントってのはバトルゾーンに出すタイプのカードのことなんだな」
と思ってくれたら第1段階はオッケーだ!

公式の総合ルール

ここで一旦、公式の「エレメント」の定義を見てみよう。 
316. エレメント
316.1. エレメントは、クリーチャーやタマシードなど、バトルゾーンに表向きで出すことができるカードタイプの総称です。
316.2. 呪文や城、コアのように、単独でバトルゾーンに出せないカードタイプは、エレメントに含まれません。
316.3. エレメントを指定する効果は、カードを指定する効果ではありません。そのため、複数枚のカードで構成されるエレメントを指定した場合、そのエレメントを構成するカードすべてが影響を受けます。
例:「エレメントを1つ選び、破壊する」という効果で進化クリーチャーを選んだ場合、「クリーチャーを破壊する」という効果で選んだ時と同様に、進化元のカードも一緒に墓地に置かれます。
う~ん、なにやらややこしいことが色々と書かれているね。
とりあえずはこれを適当に読んで「ほへー」となればオッケー。

次から本格的な解説がはじまるぞ!!!

カードタイプじゃない!?


この”エレメント”と呼ばれるもの。

総合ルールでは「カードタイプ」の項目に分類されてるんだけど、
エレメントはカードタイプではない!!

カードタイプとは、
  • クリ
  • タマ
  • オラ
  • 土成
  • ギア
  • セル
  • ファ
  • フィ
  • フォ
  • ポン
  • プラ
  • 鼓動
  • コア
  • 星雲(それは)
  • キ゛
  • 土地
  • 呪文
みたいなものを指す。
実際にカードに印字されているタイプが、カードタイプだ。

※無理やり全て2文字に略したけどこれ全部わかる人いるかな?
※サイキックやドラグハート、進化なんかはカードタイプではないよ。それらはカードタイプに修飾されている特殊タイプになるんだ。(CR204.3)

で、上で言ったように、エレメントはカードタイプではないから、このタイプ一覧にエレメントは列挙されない。入らない。

それも当然。
エレメントはカードタイプではないからね!

ではエレメントとは一体なんなのか?
それは「場に出して活用していくカードタイプの総称」なのです!

総称なんです!!(迫真)

例えば「りんご」「バナナ」などがそれぞれ「クリーチャー」や「タマシード」だとすれば、エレメントは「フルーツ」というカテゴリーを示す概念になるってわけ。

そう・・・
エレメントとはフルーツなんだ!(大暴投)

エレメントを和訳する


ここでエレメントの意味を英和辞書で調べてみよう。
element
(全体の中での必要な)要素、成分、構成部分、(政治的な意味で、社会の)集団、分子、元素、(…の)気味、多少、原理
うーん。
要素は良いんだけど「構成部分」という非常に良くない意味も出てきたね。
うーんこれはヨクナイゾー

・・・・・。

エレメントの和訳の部分は忘れてくれ!

お口直しに上でチラッと言った、マジックでのエレメントにあたる「パーマネント」の意味を調べてみる。
permanent
永続する、(半)永久的な、耐久の、常置の、終身の
デュエマのエレメントはマジックのパーマネントとだいたい同じ意味なので「エレメントとはどういう性質のものなのか?」という認識は、こっちのパーマネントの和訳の感覚で覚えてほしい。

※だってエレメントってファンタジー要素を取り扱うゲームだと水の妖精とか火の精霊みたいじゃん?

つまりパーマネントとは、永続するもの。
永続するとは場に残るという事。

クリーチャーは使ったら場に出て、基本的にそのまま残る。永続する。(例外は除く)
だからエレメント。
クリーチャーはエレメント・タイプの一種。

呪文は使い終わったら墓地に落ちる。場に出ない。(例外は除く)
だから非エレメント。

なのでそのカードタイプがエレメントかそうでないかの基本的な見分け方は簡単。

「使ったら場に出るものかそうでないか」

これでだいたいの見分け方はオッケーだ!!

エレメントは「かたまり」


エレメントとは塊(かたまり)である!!

例えばカードテキストに「エレメント」というワードを用いてその対象の操作(例えば破壊とか、マナ送りとか)を行う場合、それはいわゆる「カード指定」ではなく「エレメント指定」となる。

この「カード指定」と「エレメント指定」、一体何が違うのか?
違いを見てみよう。

【カード指定】
バトルゾーンにあるカードをどれでも選べる。
進化の下でも《新世壊》の下でも、封印でも何でも選べる。
あくまでその選んだカードのみが選択されたことになる。


【エレメント指定】
バトルゾーンにある表向きかつ一番上のカードなら選べる。(例外あり)
進化の下や《新世壊》の下は選べない。封印は裏向きなので選べない。
この方法で選択された場合、例えば進化だと進化元も含めた1つの塊を、塊として選んだことになる。

と、カード指定はあくまで「場にあるカード1枚」を選ぶのに対して、エレメント指定は「場にあるオブジェクト」を1つの塊として選びそれに含まれる全体を処理しようとする。

実際の例で見てみる


たとえば上のカードの持つ「エレメント1つをマナに置く」という能力で、下にカードが置いてある《卍 新世壊 卍》をマナに送るとしよう。
その場合、マナゾーンには《新世壊》本体と、その下にあったカードも含めてマナゾーンにすっ飛んでいく。

対してこれを「カード指定」でマナに飛ばすと、《新世壊》本体のみがマナゾーンに飛ばされ、残った下のカードは単独で場に維持できず墓地に落とされる。

繰り返すけど、エレメント指定はそのオブジェクト全体を選んで処理するので、このようにカード指定の処理とは異なる結果になるのだ。

余談HYPER

ちなみになんだけど、
■相手のエレメント1つを破壊する
というテキストがあった場合、この能力でフィールドを選んだらそれは、
■相手のフィールド1つを破壊する
と完全に同じ意味になる。

同様にエレメント指定でクロスギアを選んだら「クロスギアを破壊する」と同じ意味と結果になるし、他のエレメント・タイプを選んだ場合も同様だ!

非エレメントだけ覚えろ!


今後のテキストを読み解く際、どれがエレメントでどれがそうでないものなのかを理解する必要がある。

これにあたり、「エレメントのもの」「エレメントじゃないもの」の両方を覚える必要はない。
片方だけ覚えてしまえば、自ずと逆側は分かるためだ。

で、そのオススメが、
「非エレメントだけ覚えればいい作戦だ!

以下がその「非エレメント」たち。
30秒で覚えな!!
  • バトルゾーンに出せないカード
    ・呪文
    ・城
  • 単独でバトルゾーンに出せないカード
    ・コア
  • 裏向きのカード
    ・封印
    ・裏向きのシールドカード
  • 下に敷かれているカード
    ・進化元
    ・《クランヴィア》の下
    ・《新世壊》の下
    ・とにかく何かの下敷きになってるカード
  • 零龍の儀のやつ
※封印の下のクリーチャーはそもそも選ぶことも参照することもできないから対象外
※セルとルール・プラスは単独で出せないはず?だけどなぜか「エレメント」扱いなんだよね~

あ、一応公式の謳ってるエレメントとして扱うものの一覧も書いておくね。
  • クリ(クリーチャー)
  • タマ(タマシード)
  • ギア(クロスギア)
  • セル(セル)
  • ポン(ウェポン)
  • 鼓動(禁断の鼓動)
  • ファ(Artifact)
  • フィ(フィールド)
  • フォ(フォートレス)
  • オラ(オーラ)
  • プラ(ルール・プラス)
これで全部。多いよ!w
しかし「キ゛」とか「星雲(それは)」がないね。
多分単独では出せないってことなんだろうね。(?)

激烈広くて凄い!

例えばこんな能力があったとする。
■自分のマナゾーンから、コスト8以下のエレメントを1枚出してもよい。
この時、自分のマナゾーンには、


コスト8のクリーチャー。


コスト8の進化クリーチャー。


コスト7のフィールド。


コスト8のクロスギア。


コスト7のタマシードがあったとする。

この時、
■自分のマナゾーンから、コスト8以下のエレメントを1枚出してもよい。
この能力で出せるのはどのカードか?

・・・・・。

正解は全部!
クリーチャーも進化クリーチャーもD2フィールドもクロスギアもタマシードも、全部単独でバトルゾーンに出せるカードだから全てエレメント!
だから「エレメント指定」ならその対象になれるんだ!

このように「エレメント」と書かれている能力は、特に除去や踏み倒しにおいては従来の「クリーチャー指定」や「タマシード指定」よりも遥かに受け口が広いので、そのスタイルの新カードが出てくれはそれは相当強力な1枚になってくるだろう!


また除去においてもエレメント指定は強烈で、ほぼすべての「生きもの」「置き物」にアクセスして取っ払ってしまうことができ、これによりデュエルのプランが大幅に拡張されると予想される!!

※他にも山札、墓地、マナゾーンからのエレメント指定のサーチor回収なんかがリリースされたら、ものすごく便利&強力なツールになってくれるだろう!

ツインパクトはどうなんの?


ツインパクトの場合は、上のクリーチャーはエレメント。
下の呪文は非エレメントになる。

だから例えば、
■手札からコスト6以下のエレメントを出してもよい。
という能力があった場合、エレメントであるクリーチャー側のコストが6以下であれば問題なく出して行けるというわけだ!

含む?含まない?

バトルゾーンには複数枚のカードで構成されるエレメントがしばしば見られる。
ここではそのパターンごとに、その構成物のどこからどこまでが「1エレメント」として扱われるのかを見ていこう!

一気に行くぞ!!

バトルゾーン以外にあるカードすべて

バトルゾーン以外では各カードは互いに上下関係を持ったり連結している状態になることはない。
だから必ず構成カードは1枚。

下にカードがある進化クリーチャー


一番上のカード+下のカードも全て含めて1エレメント

下にカードがあるスター進化クリーチャー


一番上のカード+下のカードも全て含めて1エレメント
ただしこれをエレメント指定で除去しても、スター進化の除去耐性で普通に一番上だけ剥がれて普通に耐える。

下にカードがある普通のクリーチャー


一番上のカード+下のカードも全て含めて1エレメント
《デスザーク》のみならず、何らかの方法で超普通のクリーチャーの下にカードが敷かれていても同じ。それも含めて1エレメント。

なお、下にあるカードが裏向きだろうが表向きだろうが同じ。
どっち面でも関係なく1エレメントに含む。

EXライフクリーチャー


EXライフ付きのディスペクター。
これはシールドはエレメントに含めない。
そもそもカードが存在しているゾーンが違うからね。
ちなみにエレメント指定で除去するとスター進化と同じくEXライフ剥がして普通に耐える。まじやばい。

クロスギアを装備したクリーチャー


クロスギアを装備したクリーチャーと、クロスギア。
これらはそれぞれ別のエレメントとして扱う。

なので例えばクリーチャーの方をエレメント指定で除去しても、それにつけていたクロスギアはそのまま場に残る。(別々のエレメントだからね)

ウェポンを装備したクリーチャー


ドラグハート・ウエポンもクロスギアと同様、
これと、これを付けているクリーチャーはそれぞれ別のエレメントとして扱う。

けどウェポンは誰にも装備されていない状態で場に維持できないから、クリーチャー本体をぶっ飛ばせば自ずと超次元に戻る。(これはエレメント云々関係なく、従来どおりの振る舞いだよ)

オーラを付けているクリーチャー


オーラもクロスギアと同じ。
クリーチャー本体とオーラはそれぞれ別のエレメントとして扱う。

しかし本体をぶっ飛ばせばオーラはぶっ飛ばし先ゾーンに一緒に付いてくるから、なんかもうあんまりオーラだけを選ぶ意味はないかもしれない・・・

リンクしたゴッド


ゴッドリンクしているカード群、その全てを含めて1エレメント
例えばこの《イズモ》の左と右にそれぞれ1枚ずつリンクしているなら、3枚で1エレメント。

だからリンク中のゴッドをエレメント指定する場合、「中央のゴッド」とかそういう個別の指定は出来ず、リンクしているゴッド全体を指定することになる。
なお、除去してもゴッドの除去耐性で普通にどれか1枚が剥がれて耐える。

セル系


サイキック・セルや、ドラグハート・セルや、キング・セル。
これらセルは単独のエレメント。

だからとしてエレメント指定で選択可能なんだけど、除去しても本体の除去耐性がしっかり適用されるぞ!

例:《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》のリンク解除など

下にカードがあるフィールド


一番上のカード+下のカードも全て含めて1エレメント

零龍関連


これは何でだかよく分からんけどエレメントではないから選べない。


零龍卍誕して《零龍》になった後は、全5枚、全て合わせて1つのエレメント。
まぁ普通は特に気にする必要もないと思うよ。

鼓動系


これはなぜだかエレメント扱いなので選べる。
しかし基本的に場を離れないのであんまり意味はないかも?

FORBIDDEN STAR


これはフィールドなので選べる。
しかし封印されしXと同じく離れない。
離れないったら離れない。

ドルマゲドン先生


これはそもそもクリーチャーだからエレメント。
で、問題は周りの禁断コア。


これね、これ。
これらコアは本体であるドルマゲドンに含まれない。

なお、コアはエレメントですらないからエレメント指定で選ぶこともできない。

まとめ

エレメントというのはつまり、

「場に出て残るタイプのカードの総称」

例外的に封印とか城はエレメントじゃなかったりするんだけど、そこまで厳格に覚えなくてもいい。

最も大事なのは、
  • エレメントとはどういうものであるか
  • エレメントとはどういう性質を指すのか
という部分を把握することなんだ。

さぁ!
みんな、これでもうエレメントは完璧だね!?

どんどんルールも覚えていってデュエルの腕もガンガンに上げていこう!!




Now Loading .....

0 件のコメント :

コメントを投稿