解説:ジョリー・ザ・ジョニー

(愛馬に跨るジョニー氏)

カード詳細

名前 :ジョリー・ザ・ジョニー
文明 :無色
タイプ:クリーチャー
種族 :ジョーカーズ
コスト:7
パワー:10000
■マスター・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。このクリーチャーがバトルゾーンに出たターン、各ブレイクの前に、相手のクリーチャーを1体破壊する。)
■バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが5枚以上あれば、このクリーチャーはブロックされず、攻撃の後、相手のシールドもクリーチャーもなければ、自分はゲームに勝つ。

解説

アニメの主人公「切札ジョー」が作り出したジョーカーズのフィニッシャー。
決め台詞の、
「引き金は二度引かねぇ、一発が全てだ」
が色々たまらない。

アニメでは序盤のフィニッシャーはだいたいこのジョニーでひたすら「エクストラウィン条件」で勝利の山を築いていく。

ジョニーがバトルゾーンに出たターンに限り、シールドをブレイクする際その数と同じだけのクリーチャーを破壊することが出来る「マスター・W・ブレイカー」という強烈な能力を持っている。
あくまでバトルゾーンに出たターンのみ有効な能力な点に注意。一発が全てだ。

また、その攻撃のあと相手がシールド、クリーチャーともに全くない状態になっていると、ダイレクトアタックを待たずそのままゲームに勝利する「エクストラウィン条件」まで備わっているので破壊力抜群。
これには発動条件があるのだがかなり緩い条件なのでさほど問題にはならないだろう。

バトルゾーンに《ヤッタレマン》が1体いる状態で《戦慄のプレリュード》を使えば4ターン目に召喚できる点も素晴らしい。

セットでおすすめ

破界秘伝ナッシング・ゼロ 殿堂入り

(本当のナッシング・ゼロにならなくてよかった)
唱えると山札の上から3枚をめくり、その中の無色カードの枚数分だけブレイク数を自分のクリーチャー1体に追加するという呪文。
無色クリーチャーであるジョニーはなんとアタックチャンスでこの呪文をタダで唱えられる。
ジョニー分のコストさえ支払ってしまえばあとは攻撃時にこれを使い通常2枚のブレイク数を2→5枚に爆上げし、一気に大逆転を目指すことが出来る。
シールドを実際に5枚ブレイクすれば5体の相手クリーチャーを破壊できるので相手のバトルゾーンとシールドを完全に一掃しエクストラウィンに雪崩れ込むことが出来る。

2018年3月1日より《破界秘伝ナッシング・ゼロ》は殿堂入りしてしまいデッキに1枚しか入れられなくなったが、それでもその一撃必殺力はハマればとてつもない事に変わりはないだろう。


ルールに関する注意点

ジョーカーズの数

「バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが5枚以上あれば、このクリーチャーはブロックされず、攻撃の後、相手のシールドもクリーチャーもなければ、自分はゲームに勝つ。」という能力を持つが、自分のジョーカーズの枚数の計算は以下ようになる。

枚数に含めていいカード
・バトルゾーンにあるジョーカーズの枚数(ジョニー自身を含めてもよい)
・マナゾーンにあるジョーカーズの枚数(呪文も含む)
枚数に含めてはいけないカード
・進化元のカード(進化元は種族を含む全ての特性を失う、コストも0)
・シールドゾーン(バトルゾーンでもマナゾーンでもない)
・手札(同上)
・墓地(同上)
・山札(同上)
・相手プレイヤーのカード(自分のものではない)

上記の含めていいカードの合計枚数で条件の達成/非達成を判定する。
これはジョニーに限らず他のジョーカーズのカード枚数を参照するものは全て同様だが、「1枚」と「1体」と微妙に異なる場合もある。
1体としてされている場合はクリーチャーのみになる。

マスター・W・ブレイカー

この能力で相手クリーチャーを破壊できるのはブレイクの直前で、その前にブロックやメタリカの攻撃曲げなどでシールドブレイクまで到達できなかった場合は能力不発(相手クリーチャーを破壊する能力を使えない)となり、その場合は通常通りの攻撃が行われる。

クリーチャーの破壊数

マスター・W・ブレイカーでシールドをブレイクする直前にでクリーチャーを破壊できるが、その数は実際にブレイクするシールド数と同じ数になる。
ナッシングゼロ等でブレイク数が5枚などに増加していも、相手のシールドが2枚しか残っていない場合は破壊できるクリーチャーも2体になる。

ブロックされず

ジョーカーズ5体の条件を満たせばマスター・W・ブレイカーはブロックはされなくなるが、メタリカの攻撃曲げやクリーチャーしか攻撃出来なくなる効果などはしっかり効いてしまい、そうなるとこの効果は完全に空振りとなる。
あくまで条件達成で防ぐことが出来るのは「ブロックのみ」なのである。

ニンジャストライク

ニンジャストライクで飛び出してきたクリーチャーもマスター・W・ブレイカーで破壊することが可能。
これはブレイクの直前にクリーチャーを破壊するためで、それより前の時点でバトルゾーンに存在しているクリーチャーは対象として選ぶことが出来る。
しかしエクストラウィンを狙ってアニメの様にシールドとクリーチャーの数をぴったり同じにして攻撃してもこのニンジャストライクによりシールドとクリーチャーの数がずれてしまい特殊勝利出来なくなってしまうので十分な対策になる。

シールド・トリガー

マスター・W・ブレイカーがきまりシールドもクリーチャーも完全に居なくなったと思った矢先、ブレイクしたシールドからクリーチャーが飛び出して来た場合、残念ながらエクストラウィン達成にはならない。

エクストラウィン

特定の条件を満たすことでダイレクトアタックをせずに勝利をせずにデュエルに勝利すること。
ジョニーの能力にある「攻撃の後、相手のシールドもクリーチャーもなければ、自分はゲームに勝つ」というのは、
シールド・トリガー処理を含む全ての効果が終わった時に、
1、ジョニーがバトルゾーンに残っている
2、相手クリーチャーがシールドトリガーから飛び出してきたものも含め1体もいない
3、相手のシールドが0の状態
で初めて「エクストラウィン」を勝ち取ることが出来る。

相手クリーチャーの破壊された時の効果

しばしばクリーチャーには破壊された時の効果を持つものがいるがマスター・W・ブレイカーでそれらが破壊された場合、破壊された時の効果は待機状態になり先にシールドのブレイクとチェックを行う。
コスト2の悪魔《純白の翼 キグナシオン》の「破壊されたターンは全てのシールドがシールド・トリガーになる」というとんでもない能力もこの攻撃では発動しないので安心である。
(まだシールドが残っている場合、次のブレイクからはしっかり有効)



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